あわただしい年末年始をやり過ごし、ちょっとゆっくりしようかなぁ~なんて思っていると、大寒が過ぎてもう立春!

春が目の前にやってきているんですねぇ~!

 

木枯らしが寒いぃ~なんて思っていたのですが、もう間もなく春一番が吹き始めるんですね!

そんな待ち望んだ春!まず初めの春よ来い~的な行事は、立春の豆まき!ではないでしょうか?

昨年、豆まきをするときに、

  • どうして豆なの?
  • どうして豆をまくの?
  • どうして鬼さんなの?
  • どうして福さんなの?

 

って、子供に「どうして質問攻め」にあってちょっと閉口したことがありました。そこで、今年は早めに対応を!と考え事前に調べることにしました。

はじめの部分は大人向けの記事で、後の方は子供に聞かれた時に話すように進めてみました。

はじめに大人向け内容をご理解いただいてから、子供さんへ説明していただいた方が、説明の中身が濃くなってくるのではないかと思ったからです。

もしすでにご存じの方は、

3. 節分に豆まきをする由来とは!子供向けの説明は

の章へ飛ばしてお進みください。

 

では、どうぞお付き合い下さい。

 

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節分に豆まきをする由来はこれだった!

 

まず節分とはいつのことを言うのかといえば、

 

「節分」とは、立春の前日をさします。

そもそも節分という語は、立春だけに限らず立夏・立冬・立秋の前日をさし、四季の節目を意味していた言葉でした。

つまり、節分は一年に四回あったわけですが、旧暦では立春が年の始まりにあたったことから、この節目が特に重要視されて、いつしか節分といえば、立春の前日をさすようになったのです。

宗教法人 東京都神社庁
〒107-0051 東京都港区元赤坂2-2-3

 

とのことです。

 

ではどうしてこの旧暦立春の前日に豆まきをするのでしょう?

 

 

1.神事的な儀式として

現在では節分には「豆まき」がつきものですが、その前に、神事としての意味合いがある「疫鬼払い」がありました。

 

誤解があるといけませんので申し上げますが、「豆まき」が神事としての儀式ではなく、疫鬼払いのことです。

そう、「鬼は外」の始まりのもと!といえると思います。

 

立春は旧暦では新年の始まりの日。節分はその立春の前日です。

(ちょっとややこしいですが、正確には立春は旧暦の正月とは限らず、二十四節気における一月の始まりで、元日の1月1日とは限らないのでご注意ください。)

 

飛鳥・奈良・平安時代にかけての宮中では、大晦日の夜に大祓式に続いて執り行われるようになったのが追儺(ついな)式で「鬼やらい」ともいわれ、鉾と楯を持って疫鬼を駆逐するという儀式だったようです。

現在では、節分厄除け発祥のお社とされる「京都 吉田神社」で、節分祭に古式に則り疫鬼を追い払う「節分の神事」が行われています。

 

この疫鬼払いの神事儀式が豆まきの大本!といえると思います。

 

 

2.神事以外からの視点では

煎った豆を撒いて邪鬼を祓うという行事は、室町時代に京都で始まったといわれておりす。

 

現在の節分でお馴染みの「鬼は外、福は内」という言葉も、室町時代から唱えられるようになったようです。

この豆まきは、平安時代に宮廷で行われていた追儺(ついな)という厄祓いの儀式が習合したもの(神仏習合)のようです。

 

つまりは、八百万(やおよろず)の神々が住まいする日本の地では旧暦で年の初めの行事として、もってこいの一大イベントになった?!のかもしれませんね。

(参考までに時代は、飛鳥時代 → 奈良時代 → 平安時代 → 鎌倉時代 → 室町時代 → 安土桃山時代 → 江戸時代 と推移してきております)

 

 

3.一般的には年中行事

今のカレンダーでは、立春がおおむね2月4日になっているようです。(立春は年によって日にちが変わったりします)

ですので、節分は前日の2月3日ということになりますね。

 

今では一般的な年中行事、節分としての豆まきは、災厄や邪気を払う目的で行われ人々に浸透するようになったのは江戸時代になってからのことのようです。

 

広辞苑によると、以下のように「大豆をまく習慣がある」とシンプルに説いています。

 

 

節分(セチブンとも)
①季節の移り替わる時、すなわち立春・立夏・立秋・立冬の前日の称。

②特に立春の前日の称。この日の夕暮、柊(ひいらぎ)の枝に鰯(いわし)の頭を刺したものを戸口に立て、鬼打豆と称して炒(い)った大豆をまく習慣がある。

<季・冬>
追儺(ついな)

 

 

です。

 

これから、豆まきが立春前日の節分に行う、厄除けの一般的な庶民の年中行事的なイベントであったことが理解できますね。

新年の年祝いとともに、厄除けを祈念しての疫鬼払いが庶民の願い!の豆まきとなったわけですね。

 

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鬼は外と福は内、掛け声はどちらが先?

「鬼は外!福は内!」「福は内!鬼は外!」どちらが正しい豆まきの掛け声なの?

単純にどちらが先でなんて、考えたことがありませんでした。
そこで色々調べてみると・・・

 

疫鬼(邪気)は外に追い出し、福(の神)は内(家)に!

これが答え!と伝えている文献や書物はなく、どちらも正当に書かれたり伝えられたりしているようです。

 

そこで私的に思ったのは、

 

疫鬼(邪気)がいなくなったところに福(の神)を招き入れること!

 

が、筋が合うように感じました。

 

「家にいる疫鬼(邪気)は外に出してから、そのあと福(の神)は内(家)に入れる」という考えです。

いなくなったところに、手放したところに、空きが出来たところに、新たな福の神様に来ていただく、これがいい!と思ったのです。

そんなことから、「鬼は外、福は内」です。

 

なお、参考にしたのは、

 

臨済宗黄檗宗連合各派合議所
臨黄寺院ネットワークサイト 掲載法話
愛知県・先聖寺住職 芹沢保道 さん

江戸時代の儒者(じゅしゃ)の言葉に、

「鬼は外」「福は内」に語呂合わせした『遠仁者疎道(おにはそと)不苦者有智(ふくはうち)』(仁に遠き者は道に疎し。苦しまざる者は智有り)の言葉があります。

仁(じん)に遠い人、つまり思いやりのない人は人の道に疎(うと)く、苦を超越した人は悟りの智慧を持つ、という意味ですが、奥深い教示(きょうじ)です。

 

です。

 

 

祀る神様により考え方が違う

 

「成田山新勝寺 節分会」では、本尊の不動明王は鬼さえも改心させるとされており、「鬼は外」とは唱えず、「福は内」のみを唱えるのが習わしとのこと。

また、「奈良県元興寺」は八雷神や元興寺の鬼(ガゴゼ)の発祥の地であるため近年あえて「福は内、鬼は内」と呼ぶそうです。

「福は家の内に入るように」「鬼は自分の内から出るように」という意味が込められている、とのことです。

他にも、鬼に関連する神社とか、あえて節分に鬼を迎えるとか様々に事情があっての行事が執り行われている場所が数多にあるようです。

こんなところでも、日本の多様さには関心した次第でした。

 

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なお恵方巻きに関してはこちらで記事にしております。

ご興味のある方はどうぞのぞいてみてください。

↓ ↓  ↓ ↓  ↓ ↓

恵方巻きはいつから始まった?要注意!食べる日により縁起が違う

 

節分に豆まきをする由来とは!子供向けの説明は

子供への説明はシンプル単純さが要求されると思います。

 

そこで、上記記述をまとめて

 

1.2月の立春は昔の正月(1月1日:元旦みたいなものだよ)

パパ さん
ちょっとややっこしいけど、昔のカレンダーは、今のカレンダーと違って一ヶ月位遅れてたんだって。

 

ママ さん
だから昔の元日、1月1日は、豆まきの次の日だったんだよ。昔のお正月は一月ほど遅れて来てたんだね。

 

2.節分は立春の前の日(昔の大晦日:12月31日みたいなものだよ)

パパ さん
昔の元日が豆まきの次の日だったら、豆まきの日は大晦日ってことだね。そう、12月31日だよ。

 

ママ さん
今は、年越しそばを食べて除夜の鐘を聞いて、ちょっと遅くまで起きててもいい日が、昔の豆まきの日だったんだよ。

 

3.節分の日に、次の年がいい年になるように祈ることが豆まき

今の大晦日は年越しそばを食べるけど、昔の大晦日は、次の年がいい年になるように豆まきをして鬼を内(家)から追い出して、福を呼び込むためにやっていたんだね。

 

パパ さん
さあ、どっちの方が楽しいかなぁ~?

 

ママ さん

  • 大晦日は、おそばを食べたい人、だぁ~れ?
  • 豆まきをして遊びたい人、だぁ~れ?

 

 

4.その掛け声が「鬼は外、福は内」!

パパ さん
内(家)に誰かが入っていると、他の人は中に入れないよねぇ~。

 

ママ さん
広いお家だったら入れるけど、昔はそう広いお家じゃなかったから先に鬼さんを外に出して、その次に福さんを内に入れるんだよ!

 

5.悪い鬼さんを外に出して、正月から新しい福さんが来るようにする

パパ さん
鬼さんはつのがあって怖いし、顔がおっかないし、福さんの方がいいことがあるから福さんを内に入れるんだよ、分かったぁー?!

 

簡単ですが、これが豆まきの意味だよ!という説明で、子供さんは納得すると思います。

シンプルな説明の方が、お子さんは納得してくれるように思います。

 

どうして質問攻め対策

どうして豆なの?

節分で豆が使われるようになったのは

  1. 日本人独特の「穀霊信仰」の表れ
  2. 中国の習俗が伝わったもの
  3. 毘沙門天のお告げによる
  4. 語呂合わせ的な意味合い

など、いろんな説があるようです。

私の個人的な意見としては、この中のどれか一つがその根拠というわけではなく、入り混じって合体し「豆まき」の豆になったと思っております。

私の好きな日本の風習に八百万神(やおよろずしん)の信仰があります。ありとあらゆるものに神が宿り、それに感謝して生きとし生ける日々を過ごす!

ステキですよね!ニッポン!

そんな日本人だからこそ、豆まきに至った経緯があると思うのです。

 

なお詳しくは、

↓ ↓  ↓ ↓  ↓ ↓

節分の豆まきはどうして豆なの?その由来と意味はこの4つ!

をご参考ください。

 

どうして豆を食べるの?

豆まきの後、豆を食べるのは何故でしょうか?

これには2つの理由があるようです。

  1. 鬼を追い払った豆を食べて鬼退治の完結
  2. 福豆を食べることで無病息災を願う

です。

大豆は「畑の肉」と言われるぐらいにタンパク質が豊富です。すでに日本人はそのことに気付いていたのでしょう。

また、炒った豆(福豆)を年の数だけ食べることで次の年の無事と健康を祈ったのです。

 

 

大豆情報

豆(大豆・発酵食)について、詳しくこちらで記事にしております。
ご興味のある方はご一読していただけると幸いです。

↓ ↓  ↓ ↓  ↓ ↓

発酵食品の健康にいい効果で体が若返る?!毎日食べたいベスト3はこれ

をご参照ください

 

豆の数はなん個食べればいいの?年の数だけ?1つ多く?

 

個人的には、数え年の数だけ食べることが節分の行事の本当の流れのように思います。

ただ今は、食べる豆の数は満年齢で数えるか、数え年で数えるかは、どちらでもいいようです。

つまり、食べる豆の数は、満年齢の数でも、満年齢 + 1 の数でもどちらでも大丈夫!ということですね。

 

食べる豆の数はいくつ?という疑問に関して詳しくは

節分の豆まきで食べる豆の数は?その意味と由来はなに

で記事にしております。よろしければどうぞご覧ください

 

 

 

まとめ

 

  • 様々な文化を合わせ持つ日本!
  • 八百万の神々を祀る日本の大地!

多種に、多様に、応用に、柔軟に、今までもこれからも生きていく日本人!

なんと、生命力にあふれた応用のきく民族でしょう!

私は、こんな日本の文化・風習が大好き!です。

自分だけではなく、視点を変えて鬼さんさえも内に呼び込める日本人、節分のことを調べただけですが、心が広く、すばらしい!と感じました。

私は、日本に生まれてよかった!

さらに精進して、私も、そしてあなたも幸せになりましょう!

あなたと、あなたの大事な方に、大きなしあわせを!

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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